思い切り変化を楽しもう!部屋の模様替え、メリット&コツ

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日に日に暖かくなり春が近づいてきています。

入学や就職などの新生活を迎える方には、期待に胸を膨らませる春ですが、いつもの生活に変わりはなく、ただ春が来るという方の割合の方が多いのですよね。

そんな変わらない生活の中で、毎日が同じ繰り返しの生活になんとなくモヤモヤしている方もいるのでしょう。

モヤモヤを発散するように、GWに向かって旅行の計画を立てたり、習い事を始めようとしたり、様々なことを始めたくなるのが春です。

春のデトックス、身軽になって1年をスタート!

という記事でご紹介した五行思想からみると、春は「木」という気に該当して、成長や発育といった意味合いに適した季節になります。

そして冬から春への変わり目の丁度今頃が「土」の気の時期です。

暦では土用という季節の変わり目の時期を示す言葉があり、その言葉のとおり、五行の「土」はそれぞれの季節の変わり目に当たります。

五行は陰陽と合わせた陰陽五行という思想で多く利用されていますが、冬の陰から春の陽に転じる変わり目の「土」としては、四季の変わり目の中で1番変化が出る時期でもあります。

「土」は育んだり、腐らせたりする役目。

成長や発育の前段階としての「木」の前の「土」。

季節の変わり目としては、四季の中では1番変化という力が働きそうなのは理解できます。

そんな風に変わりたくなる季節、まずは手始めに模様替えをしてみませんか?

思いきり変化を楽しもう!部屋の模様替え、メリットとコツ

模様替えの意味

部屋の模様替えというのは、室内の飾り付けや家具の配置を変えることです。

建築基準法にも、建築物を別の仕様を用いて造り変えて性能や品質を回復させるという意味で模様替えという言葉がありますが、今回記事にした模様替えとは別です。

ですが視点を高く捉えると、どちらも身の回りに変化をつけるということですね。

普通に暮らしているとあまり気がつきませんが、自然にあるものは常に変化し続けます。

葉が生えたり枯れたり、風が吹いて向きが変わったり、全く同じということはあり得ません。

だから見慣れているようですが飽きもきません。

子供の頃に学校の校外授業で写生をした経験を持つ方は多いと思います。

公園などに絵の具のセットと筆記具、画用紙と画板をもって行き、決められた時間で風景画を描くのですが、その風景画も変わり続ける風景を観察しながら書くので、一瞬を捉える写真とは違い、一枚の絵の中にも時間が閉じ込められているのかもしれませんね。

話が少し脱線してしまったので自然の変化に戻しますが、逆に人口的なものは老朽化という変化がゆっくり起きるとはいえ、自然に比べると変化のスピードは遅いから、その分部屋の模様替えは、模様(見えるさま)を替えるというのは理にかなっているように感じます。

本当なら住む場所からそっくり変えられれば変化をつける点では効果抜群なのですが、引っ越しはお金もかかるし、住居自体が自己所有か賃貸かでも引っ越しが出来たり出来なかったりします。

そうなったら出来る範囲での模様替えは、身の回りに変化をつけるという点においては良さそうですね。

今回は部屋の模様替えの具体的なメリットとコツをご紹介します。

模様替えをする目的

部屋を模様替えしようとするときの目的を大きく3つあげてみました。

部屋のレイアウトに飽きた

模様替えが趣味のように、常に家具を動かして部屋に変化をつけて自分の住みやすさを追求する人もいれば、ずっと変わらない部屋のレイアウトで暮らす人もいます。

とても気に入っている部屋も、永久に同じ気持ちのまま気に入っているということはなく、だんだんと慣れてくるものなので、飽きるというのは当たり前のことだと思います。

なんとなく、恋愛関係にもあてはまりそうですが、人間も身体的には常に変化しているので、飽きるというのであればその関係性に飽きるというのが正しそうです。

人それぞれとはいうものの、人間の性質を考えると変化がないのは本当は不自然なのかもしれませんね。

部屋のレイアウトが気に入っていない

引っ越しをしたけれど、今まで使っていた家具が新しい住居にしっくり収まらなくて、でも仕方ないからそのまま暮らしている…

そんな場合はリラックスする筈の暮らしスペースがストレスになってしまいます。

生活や環境の変化

我が子が小学生になったから勉強スペースを作らなくちゃとか、恋人と一緒に住むことになったとか、色々な暮らしと環境の変化があります。

この場合は模様替えをしたいというより、模様替えをしなくてはならないという義務的な感じがしなくもありません。

模様替えで得られるメリット

断捨離になる

模様替えで家具を動かすと、家具の中に入っていたものを一旦出したりしますね。

その時も不要品を断捨離するチャンスです。

こんなものがあったんだ!という物が出てきたり、色々あり過ぎるて面倒になり

「えーい!全部捨ててしまえ!」

なんて、勢いづいて断捨離祭りも始まるかもしれません。

そんな状態で模様替えをすると、引っ越しレベルで気持ちが変化しそうですね。

住み心地が良くなる

テレビの位置があと10センチ高いと丁度いいんだけどな・・・

タンスは逆側の壁にある方が使いやすかったなー・・・

そんな小さな不満を見逃さず、じっくりと計画を立ててから模様替えをすると、今まで足りなかったところ、余分だったところが、プラスされたりマイナスされたりして、ものすごく住み心地が良くなります。

こういう小さな住み心地の良さって、意識して気がつかないと見過ごしてしまうような小さな不満の解消から生まれてきます。

模様替えの前に、本当に小さな、例えば衣類を入れる引き出しの順番などを改めて見直してみると、「そういえば・・・」と小さな不満に思い当たって、ひとつ思い当たると他のことにも思い当たるようになり、模様替えの後はすっきり気分が良くなるかもしれませんよ!

リフレッシュ

同じ場所にずっと住んでいたとしても、リフレッシュ出来ないということはなくて、考え方次第なんですよね。

模様替えで得られれるリフレッシュ効果は、断捨離に次いでとても大きいと思います。

ご家族で頑張ったなら、それぞれのリフレッシュした気持ちが相乗効果になるし、おひとりさまでもね、いつもの部屋が違うように見え、頑張った甲斐があったなと良い感じでリフレッシュ出来そうです。

もちろん、模様替えには体力も労力も相当使うから疲れます。

だいたい模様替えって、体力も労力もたくさん使って、少し途方に暮れながらやる感じがします。

でも、やり始めちゃったから仕方がないって、ともかくやる。

思っていたより大変で、少し機嫌が悪くなったりすることもあります。

でもやる。

そうしてなんとか模様替えが終わった後って「やらなきゃよかった!」とは思いません。

終わった〜ってホッとして、数日間は何も考えず、次の日曜日に急に「やって良かった!」なんてリフレッシュ感を感じることだってあるんですよ。

模様替えのコツ

準備した方が良いもの

軍手、雑巾、掃除機、ゴミ袋、使い捨てマスク

ともかく家具を動かすと汚れに出会います。

地道に捨てて、掃除機で吸って、拭いて・・・

きっちりきれいにするために、予め覚悟と準備が必要でしょう。

計画する

さすがに家具を動かすので、無計画にするわけにはいきません。

目的に合わせたスペース作り

せっかく模様替えをするのなら、目的に合わせたスペース作りを目指すのも良いかもしれません。

リラックスする場所、集中する場所、というように意識したスペース作りは生活にメリハリをつけやすくなります。

どういう風に目的べつにスペースを作るかというと、ともかくその目的に合わないものは置かない、ということを徹底すれば良いのです。

例えばリラックススペースにはテレビや本を置かない。

仕事や勉強をするスペースでは、視界に入るのは本やPCだけにして集中しやすい環境をつくる。

単純ですが人間は気が散りやすい性質があるので、気が散るようなものは置かない方が目的は達しやすいのです。

根性より環境。

本当にそうなんですよ(^^)

動線を考えた家具の配置

普段の生活は、だいたい動線が決まっています。

その動線を改善するのも良いですし、もっと動きやすい動線を考えてみるのも楽しいです。

もし部屋を広く見せたいのなら、コツとしては床が見える面積を増やす配置が良いです。

背の低い家具の方が広く見えやすいので、背の高い家具は奥の壁際など配置にこだわって、部屋のベースの色調にベージュなどの膨張色を使うと広々した感じになります。

まずは減らして足さない

模様替えのメリットとして断捨離をあげているくらいですから、せっかく減らしたものはすぐに増やさない!をオススメしたいのです。

模様替えの最中は、結構お祭り騒ぎのようにテンションが高くなっているので、衝動買いもしやすいです。

少し落ち着いた後に、どうしても必要だなと思ったものを足すくらいが丁度良いのです。

アクセントカラーとして、部屋の色味を決めるのであれば

赤とピンク・・・女性らしい部屋づくりと、赤は血行がよくなり暖かくなるなどの心理的効果があります。

青・・・鎮静作用や食欲を抑える効果があります。寒色なのですが眠りを誘う効果もあるそうです。

黄・・・明るくて元気なイメージの黄色は、金運の色であったりもしますが、黄色い光が交感神経と副交感神経の両方に刺激を与えるので注意を促す色として信号の黄色にも使われているそうです。

緑・・・自然や植物を連想させる安心感や安らぎの色で落ち着きやリラックス効果があると言われています。

橙(オレンジ)・・・太陽やフルーツを連想させる色で、大衆的とも言えますが親しみやすいポジティブな色です。

茶・・・現実的で地に足のついた堅実な視点をもたらし、茶色のコーディネイトを生活空間に上手に取り入れると、経済観念や社会の仕組みといったものに敏感になり、じっくり考えることが出来るそうです。

まとめ

模様替えのメリットは、

    断捨離もして
    住み心地がよくなり
    リフレッシュする

模様替えのコツは、

    準備をして
    計画的に

に尽きます。

もし失敗しても、すこし間をおいて、また替えればいいのです。

正解は自分が良いって思うだけ。

そんなトライ&エラーの精神も培うことが出来ますよ!

最後まで読んでくださってありがとうございました。

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