kaikoです。
寒いせいか、悪いクセが再発しました。
それは、噛み締め(食いしばり)。
噛み締め癖があると、だいたい無意識で肩にもガチガチに力が入っています。
ここ数日急に辛くなったのはおそらく暖かい日が続いていたのに急に寒くなったせい。
でも、口も首も肩も力が抜けないって本当に辛い。
今日は噛み締めという症状の説明と原因と思われること、口と肩の脱力方法、そして改善で得られる良い効果をご紹介します。
頑張らないで大丈夫!噛み締め癖の改善あれこれ
噛み締め(食いしばり)の症状
私の噛み締めが発覚したのは3年くらい前なのですが、美容院と歯科から言われたあるフレーズからでした。
まず美容院でヘッドスパをしてもらったときに、担当してくれた方から
「歯ぎしり、していませんか?」
という指摘がありました。
頭皮をマッサージしているとき、歯ぎしりをしていると凝ってしまう部分があるらしく、その場所がとても凝って固くなっていたそうです。
確かに子供の頃から寝ている時の歯ぎしり癖があったので、相変わらすなんだなー、なんて話をしていました。
その翌週くらいになんとなく歯が痛くなって歯科を受診したところ、
「歯ぎしり、していませんか?」
とまた聞かれました。
今まで生きてきて、1週間の間に歯ぎしりの指摘を2回もされるなんて!(汗)
「実は先週美容院でも同じこときかれたんですよぉ」と、寝ている時に歯ぎしりをすることを答えると、
- 上下の歯は、通常何もしていない時はくっついていないこと
- それがくっついているということは、噛み締めといって必要のない力が口の中に加わっていること
- その食いしばりのため、頰の粘膜に食いしばる歯型が残っていること
を教えてくれました。
噛み締めの原因
噛み締めの原因にあげられるのは、遺伝・服薬・特定疾患・ストレスなど色々です。
遺伝
噛み締めに関しては、遺伝するものというのは染色体での遺伝ということだけではなく、生活習慣や性格まで含まれるのではないかな、と思います。
自身がご両親の間に生まれた時から、いろいろな常識が刷り込まれます。
それはご両親も同様で、そのまたご両親や社会からうけた影響が私達に受け継がれ、私達自身も次世代へ受け継ぐようなことです。
育ってくるなかで、我慢強くなったり、言いたいことが言えなかったり、そういったことが多少なりとも影響してて後述のストレスに繋がるのでしょう。
服薬
服薬としては抗うつ剤の服用があがるようです。
抗うつ剤には幸福ホルモンといわれるセロトニンが脳内に放出された後、再取り込みといって細胞に吸収されることを防いで脳内のセロトニン量を下げない働きをするお薬(セロトニンの再取り込み阻害といいます)があります。
このお薬がどこにどのように効いて噛み締めになるという情報は無かったので推測ですが。睡眠中の歯ぎしりというのは一種のストレス解消と言われています。
セロトニンが脳内に一定していることでストレスが解放された結果、歯ぎしりや噛み締めに繋がっているということなのではないか、と考えています。
特定疾患
特定疾患にどのようなものが上がっているのがというと、脳性麻痺などの中枢神経系の障害や睡眠呼吸障害だそうです。
今上げた疾患に限らず、噛み締めや睡眠中の歯ぎしりなど、気になるようであれば他の健康状態と合わせて医療機関に相談をしてみても良いのかもしれませんね。
ストレス
歯を噛みしめるって、「歯を食いしばって◯◯する」というように相当頑張っている状態ですよね。
噛み締め癖や肩にいつも力が入っているとか、無意識で体に力が入っている状態は、心理的に常に頑張ろうってしているのだと言われています。
歯科で噛み締めと診断された頃の私を思い出すと、いつも仕事を頑張っていて残業ばかりしていました。
会社の冷蔵庫に白ご飯の冷凍ストックと、自分の引き出しにふりかけも置いていあって、よく「住まいかっ!」と周りからツッコミが入っていました。
ですが何のためにそんなに残業して頑張っているのか分からなくなって、本当の気持ちでは、残業はしたくなくて定時で帰りたいって思っていることにも気づけたので、だんだんに定時で帰れるように仕事を改善して、自分でもあまり頑張らないようにしてきました。
そのおかげで噛み締めは随分と改善されていましたが、ここにきて癖の再発。
改めて現在を振り返ってみたら、私は頑張らないようにするために、別な部分で頑張らないことを頑張っているのかもしれませんね。
「頑張らないようにする(早く帰る、無理はしない)ため」、回避策に頑張っているかもしれないし、
自分の身の回りに起きたことに対して、必ず何か対応しているのかもしれないし…
自分の中から「何もしなくてもいい」という選択肢が抜け落ちちゃっていたのかもしれませんね。
本来、本当にやりたいことやコミットしたことは、頑張ろうと思わなくても自然に行動し始めるものです。
「頑張らなくちゃ」とか「頑張ろう」ということは、そもそもが頑張っていない状態ということですね。
自分が頑張らなくちゃいけないと、周りにも頑張って欲しくなるかもしれないし、頑張りたいのに頑張れない自分にストレスがたまるのかもしれませんね。
改善方法
噛み締めの脱力(肩の脱力を含む)
食べたりしていない口の中の上下の歯は、くっついていないで隙間が空いている位が理想です。
噛みしめる癖がついたように、上下の歯の間に隙間を空けるよう、今までとは逆の癖をつけるように気にとめていきましょう。
噛みしめる力が強すぎるようでしたら、歯科でマウスピースを作ってもらうことも歯への負担を減らすという点で有効です。
噛み締め癖があると首や肩、そして肩甲骨までガチガチに凝っていることが多いので、そちらの方も脱力が必要です。
毎晩のストレッチやスワイショウなどの運動をすることで、体の脱力から噛み締めの改善を促すのも、もちろんOKです。
心の脱力
繰り返しになりますが、噛み締めや肩の力が抜けないのって、よく頑張りすぎと言われます。
「頑張らなくちゃ」って、もし思っているなら、頑張らなくていい選択肢はないのですか?
頑張れる時って、気がついたら動いていたりして、頑張っている実感は無いのではないでしょうか。
もしそんな状態だったとしたら、自分がそんな気持ちなんだなって気がつくだけで脱力できるかもしれません。
噛み締めが改善されたら起きる良いこと
肩と首がラクになる
今日1日、上下の歯がくっついていることに気がついては力を抜き、
肩と首にガチガチに力が入っては「いかんいかん!」と肩から脱力していくのが良いと思います。
また自分の感情の変化で「うるさいな」とか「知っとるわ!」とか、たくさんの最初に感じた気持ちに意識を向けていたら、脱力をする感覚に気づけました。
別 に思ったとしても相手に伝えるわけでもなく、「あ、そう思っちゃいけない」が、「あ、思っちゃったけど気にしないことも出来るよね」に変わると、大きくかわる気がしません?
自分が思ったことを「そんなこと思っちゃいけない」と思うこともストレスなんですね。
他にもたくさんストレスに繋がる感情はあるかもしれませんんが、そんな感情を自分が認めてあげることがストレス解消になって、気がつくと肩も首も楽々…ということが起きるかもしれません。
小顔になる
小顔っていうと人類の標準的な顔の大きさからみての大小というようにとれますが、実際は、自分の顔のパーツの全体バランスが整って1番良い表情が小顔なのだと思います。
そんな小顔。
今回の記事で、私が1番伝えたいことかもしれません。
噛み締めが改善されると小顔効果…。
これは噛み締めによる顔の凝りがほぐれたことによる引き締めです。
皆んなして上下の歯の力は抜いて、顎関節をよーくマッサージして小顔に、いえ、自分の最高の表情になりましょうね!
まとめ
噛み締め癖の改善は、
まず自分の状態に、ただ気がつくこと
が大事なのでしょうね!
その自分の状態を善悪という判断をするのではなく、どう対応するか?だけに気持ちを向けると、どうしようもなく力んでいた自分から力が抜けて、適切な対応が出来て良い状態になるのだと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
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