Kaikoです。
毎日のものぐさクリーンが順調に習慣化されています。
このところ玄関回りのクリーンに力を入れているので、玄関先がぐんっと今までより気持ちが良い空間になりました。
そして今までも日課だった掃除も要領良く済むようになり時短されています。
なぜかな?と考えて思い当たることが一つあります。
今まで日課にしていた掃除は、色々なことをしながら済ます「ながら」掃除になることが多かったのですが、最近は「○分で終わらせる」という時間を決めて掃除に変えたこと。
単純に私が「ながら」掃除に向いていなかったとは思いますが、「ながら」と「短時間集中」にどんな違いがあるのかを書いてみようと思います。
少しずつの習慣化、でも「ながら」掃除にしない理由
「ながら」掃除はマルチタスク
マルチタスクとは、複数の物事を同時進行で処理していくことです。
仕事をしていると、仕事Aと仕事Bを同時に進めていくなどよくあることです。
暮らしの中もほとんどがマルチタスク。
音楽を聴きながらメールを打つ
洗濯が終わるまでほかの家事をする
電話をしながら料理をする
お魚を焼いている間に味噌汁を作る
テレビを見ながらご飯を食べる
などなど…
私が今までやっていた「ながら」掃除も、何か料理を火にかけて煮込む合間だったり、顔のパックが乾くまでの時間だったり、必ずなにかの作業の合間の時間を有効活用していました。
現代はマルチタスクでの行動が日常なので、そんな時間の有効活用はあたりまえだと思っていました。
マルチタスクのメリットとデメリット
マルチタスクにはいい面も悪い面もあります。
本を読みながら書き写していくと習熟度が上がったりするように、脳と体を同時に使うようなマルチタスクは脳細胞を活性化させるのでメリットになります。
実は、脳というのは一度に一つの物事しか処理できないのです。
マルチタスクで作業が同時進行している時、脳は同時に複数のことを考えているのではなく、一つ一つにスイッチを切り替えている状態なのだという研究結果があるそうです。
メリットにあげた、本を読みながら書き写すというマルチタスクも
「本を読む」→スイッチ切り替え→「書き写す」
という風に脳がスイッチを切り替えてくれているのです。
これは通常の働きなので問題はないのですが、マルチタスクが複雑になれば、より細かく脳がスイッチを切り替えることになるので、脳が疲れるのですね。
脳の疲労はストレスになったり、集中力や作業効率の低下を引き起こしてしまうので、それがデメリットになってしまうのです。
デメリットを防ぐには?
前述のように、脳は一度に一つの物事しか処理が出来ません。
これをシングルタスクといいます。
脳の機能からみると、本来人間は、シングルタスクで生きるように作られているのではないかなと思えます。
たぶん、出来ることだけでもシングルタスクで済ませた方が脳にとって健康クリーンです。
朝の掃除はひとつひとつの小さな習慣で、それはひとつひとつがシングルタスク。
今までは何かをしている合間にしていたけれど、そうするとマルチタスクになってしまうので単独で時間を割り振ることにしてみました。
お弁当つくりなど料理自体がマルチタスクなものの合間に加える作業は、関連した食器洗いやキッチン周りのクリーンのみ。
時計を見ながら「今日の掃除は15分!」とか決めて、掃除することだけに集中しています。
なぜかちゃんと時間通りに終わるんです。
よく考えると、時間に合わせて小さな習慣を足したり増やしたりを自在にしているから。
限られた時間という小さな目標設定が功を奏しているようです。
前は身支度が終わる頃には会社に出発する時間が過ぎていて慌てるなんてよくありましたが、ものぐさクリーンに取り組んでからはそんなことはありません、
かといって、その分早く出勤することはないものぐさですが、少しは脳のスイッチ切り替えが抑えられているのかなと思います。
仕事にもシングルタスクを
ところで、元々は仕事でこの考え方を使っています。
ひとつの仕事を細かいシングルタスクに分けて考え、複数の仕事のそれぞれのシングルタスクを完了させるというやり方で、仕事をこなしています。
ほとんど頭の中で振り分けてしまうのですが、毎日仕事終わりに明日やる予定の仕事で優先度の高いものはポストイットにメモしてPCモニターにペタッと貼り付けておきます。
たまに外れて落ちるから、マスキングテープで補強して 笑
その仕事が終わったら、ポストイットはゴミ箱に。
毎日そんなことをしています。
まとめ
小さな習慣は、時間に合わせてやったりやらなかったりを自由に組み合わせるので、その日にやらなかったとしても気は咎めません、
そして小さなシングルタスクだけれど、達成感は充分にあるんですよ。
これからやるシングルタスクは布巾をオキシクリーンに浸すこと。
洗い流して干すのは別のシングルタスクです。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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