出来ないのはあなたのせいじゃない。断捨離をする3つのコツ

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kaikoです。

お盆休みなどの長期のお休みに入るときって、
「断捨離しよう!」とか
「お客さんが来る前に部屋の大掃除をしなくちゃ!」とか
気持ちがモゾモゾっとしませんか?

でもお休みに入ると、「やらなくちゃ」という気持ちはあるものの、
テレビを見たりしていると何となく時間は過ぎてあっという間にお休みが終わる…

そんな繰り返しをしているあなた!
分かります!私もそうだった(笑)

世間では断捨離に成功してイキイキしている人や
有能な主婦さんのインスタとか、
いかに自分がものぐさな奴かを思い知らさせる情報ばかりです。

だから私、自分ってダメだなっていつも思っていました。
そんな自分を変えたくていろいろと勉強をして、
・習慣化が自分には有効なこと
・ものぐさなナマケモノの自分に合ったやり方
を見つけてきました。

今回は、
「断捨離をしようって思うんだけど実行できない」
そんな風に困っている方が読まれて、ちょっと気持ちが楽になってくれたらいいなと思います。

出来ないのはあなたのせいじゃない。断捨離をする3つのコツ

出来ないのはあなたのせいじゃなかった。

断捨離を世の中に広めている方々、本当に素晴らしいですね。
書籍や番組、ブログなどを拝見して、
「よし!ワタシも!』
って何回思ったことでしょう…

気持ちはやる気満々なのに、いつまで経ってもエンジンはかからない。
そして部屋を見回してため息。
「また出来なかった…」

(笑)

でもね、これは仕方のないことです。
巷で断捨離を広めている方は、何か大きな事を体験して、
その結果断捨離に行き着いているんですよね。

それはそれは、壮絶な体験をされたのだと思います。

かくいう私は離婚を機に色々勉強しました。
(とは言ってもそんな大変じゃなかったので、ものぐさはものぐさなままでした。)

人間は本当に変わりたいって思った時、変わる努力をするんですよね。

ですが、人間の身体にはホメオスタシスという働きがあります。

ホメオスタシスって恒常性ということなのですが、
簡単に言うと「元の状態に戻そう」とするんです。

例えば
熱が出たら平熱に戻そうとしますし、
お腹をこわしたら、治そうとします。

同じように
ダイエットしよう!って食事制限したりしても
ナイスバディ目指して筋トレしても

ホメオスタシスは元の状態に戻そうとします。

そういうものなんです。
だから、変わりたいのに変われないのは、
意気地が無いとか根性なしとか意志が弱いとか
そういうことではないみたいですよ。

断捨離したいって思うのに実行出来ないのは、
ホメオスタシスとして、物を捨てない生活がベースとしてあるから。
それだけのことです。

ただ、
生命の危険を感じたり、心からどん底に落ちてしまったり、
そう言う時には、変わる事を優先するのかもしれませんね。

それは分かったけど断捨離はしたいですよね。
どうやればいいのでしょう。

私が続けている3つのコツをご紹介しますね!

1 捨てることの目的と方法を知る

物が増えるイメージ

目的

私にとって捨てることは、スペースを作ることです。
スペースというのは物質的な部屋のスペースはもちろん、
「捨てなくちゃ」「片付けなくちゃ」と思う心のスペースもですね。

こういう「〇〇しなくちゃ」的な思いは、自分が気にしている以上に、脳も気にしてくれています。

私たちの優秀な脳は、私達の顕在意識(自分が意志や気持ちとして自覚できる意識)だけでなく、潜在意識下でも「〇〇しなくちゃ」を考え続けてくれています。

だから、「捨てなくちゃ」と思っていたら、断捨離の本や記事が目についたりするんですよね。
でも実際には実行出来ていないから、「捨てなくちゃ」が「捨てられない」という刷り込みになってしまいます。

そしてやろうと思っても出来ない悪循環になっていきます。

だから「捨てること、断捨離すること」を目的にしない方が良いのです。

目的には「捨てたらどうなる?」「断捨離したらどうなる?」の「どうなる?」の部分を使った方がよいですね。

「〇〇したらスペースができる」という方がイメージ良くなります。
あまりガチガチに決めずに抽象的な方がおススメです。

方法

断捨離について言えば、ゴミ捨ての方法ですね。
自治体によって違いますが、これを知っているのと知らないのでは大違いです。

これは粗大ゴミに出すんだな、
これはいつもの燃やせるゴミで大丈夫だな、
と自分の行動がイメージできる方が断然動きやすくなります。

人間は知らないことを調べようと思い立つのに時間がかかります。

大好きな彼が部屋に来るから明日までに絶対捨てないと!
とか緊迫(笑)したときは、速攻で調べてサッサと捨てるのに、不思議ですね。

粗大ゴミなんだろうけど、出し方を知らない、というのは自分が動いているイメージしづらいですし、まず方法を知ることが先になるので結局実行に移せないということはかなり多いのではないか、と思います。

私はこのケースにハマっていることが多いです。

断捨離については、一度ゴミの出し方を調べて知ってしまうと、気軽に捨てることが多くなります。

だから先延ばしせずにえいっ!って調べちゃうのがいいですよ。

2 自分のタイプを知る

今回のタイプというのは、体力があるかないか?のようなものです。
体力といわず、気力にしましょう。

気力が充実している人、「気力もない」というように気力不足の人、
ほどほどの人、3タイプに分けましょう。

数値化するとしたら

気力が充実している人・・・100
気力不足の人・・・20
ほどほどの人・・・50

というような感じです。

大がかりな断捨離をするのは、相当な気力を消費します。

今の気力の数値化で、この断捨離での気力の消費量を40としましょう。

断捨離後、3タイプのそれぞれの気力の残量は

気力が充実している人・・・100–40=60
気力不足の人・・・20–40=△20
ほどほどの人・・・50–40=10

気力が充実している人なら、多少大がかりな断捨離をしてもまだ余裕です。
ほどほどの人だったら、ぐったりして気力不足になりそうです。
気力不足の人は「気力もない」どころかマイナスです。

気力がマイナスになるくらい頑張ってしまうと、二度とやりたくないでしょうね。

だから、自分の気力に見合うだけの行動も大切です。

断捨離は、気力の消費は大きいものの、スペースが空くことで新しいものが入って来やすくなります。
良いものが入ってくれば、気力も増えるので、断捨離で消費した分の気力を取り戻しやすいのです。

ですが減るのは簡単でも、増やすのは減るときより気力がたくさん必要です。

お金を使ってしまうのはあっという間で、増やそうとすると時間がかかるのと似ていますね。
お金を貯めるために、収入に見合った使い方が必要なのと同じで、断捨離も自分の気力に見合ったスケールで行う方がスムーズです。

特異なパターンとして、宝くじに当たるように気力がどーん!と増えることがあります。
それは壮絶な体験だったり、適切な助言をもらったりした結果、一時的に気力が大きくアップするのです。

でも今これを読んでいる方は、壮絶な体験中ではないはずです。
未体験か既に体験済みのどちらかです。

だから、自分がどの気力タイプか知りましょう。
タイプを知って気力不足だったら部屋の隅のスペースだけとか、その気力にあった断捨離をしましょう。

断捨離は一回で終わりではありません。
本で見たとおりにやるのではなく、自分が出来る範囲を意識して、継続出来るように工夫をしていけるといいですね。

3 自分スイッチを作って習慣化

断捨離だけでなく、なにかを習慣化するとき、あらかじめ「自分スイッチ」を決めておくと不思議とスイッチが入ります。

例えば、大掃除をするときに必ずするエプロン、とか
朝の歯磨きがスイッチになって、磨き終わるとホウキを手に取り床を掃き始める、とか
ホウキを持って玄関先に来ると、一旦ホウキを置いて土間拭きを始める、とか

日常ではこんな小さいスイッチをたくさん持っています。

断捨離の場合だったら、クローゼットのハンガーが足りなくなったら断捨離など、自分なりのルールで始動スイッチがあると、習慣にしやすいです。

自分ルールですから、人と比べる必要はありません。

自分でスイッチを決めるのはコミットと同じ効果があるようです。
でもコミットより軽い感じで、かつ、「スイッチがオンすると電源が入る」というような刷り込みを私達は持っているのでなんとなく動けてしまいます。

もし作った自分スイッチでオンしない時があったら、単純に接触不良ですから新しく自分スイッチを決めましょう(^^)

まとめ

断捨離をしたいと思うのに実行できない。

よくあることだから自分を責めることもないし、「どうせ出来ない」って卑下することもいりません。

・捨てることの目的と方法を知る。

・自分のタイプを知る。

・自分スイッチで習慣化。

やり始める時って、多少の努力が必要です。

でも始めてしまえば調子にのって出来るんです。
「またやろう」って繰り返し思えるような断捨離がいいよねって、私は思います。

私は気力ほどほどのタイプですから、断捨離は一ヶ所集中型です。
少しずつの断捨離を繰り返すことで、部屋にも心にもスペースを作れています。

大変って思うことも確かにあるけれど、普段と違うことをしているからそれは当たり前。
でも、その大変って思いが小さい方がいいですよね。

最後まで読んでくださってありがとうございます。

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