みんな違ってあたりまえ!マイ整理術を追求しませんか?

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Kaikoです。

キレイな部屋でくらしたいからものぐさクリーンを始めたのですが、ふと、疑問が湧きました。

なんで掃除とか整理とか、しなくちゃいけないんだ?

答えは

そうするものだから

ですよね。

そんなあたりまえすぎることですが、疑問を持って考えてみました。

みんな違ってあたりまえ!マイ整理術を追及しませんか?

整理とは?

「整理」という言葉を調べてみたら、

乱れたものを整える

不要なものを処分する

という意味でした。

ちなみに「整頓」も乱れたものを整えるという意味ですが、置き場所を定めるという意味が強いようですね。

ではなぜ「整理」という行動が出来たのだろう?と考えていたのですが、そもそも原始時代は整理を必要とはしていなかったと思うんです。

雨露をしのぐなんて概念もあったかどうか分からないけれど、人類最初の住居は洞穴や木陰だったのでしょう。

あ、木陰だと猛獣がいたら食べられてしまうのかな?

衣類を身につけるという習慣はなくて、常に暖かい場所を求めて移住を繰り返すから、荷物なんて狩をする道具だけ。

そんな生活なら整理する必要がないはず。

そう考えると、人間が「整理」することを始めたのは色々な物を持つようになってからと考えられます。。

食べるということだけに注目すると、人間も最初は狩で仕留めた獲物を生食いしていたんですよね。

生肉って、ステーキをレアで食べるのが好きな方だと分かってもらえると思うのですが、普段よりよく噛まないと飲み込めませんよね?

だから食べることにとても時間がかかり、食べ終えるとまた狩に行く、の繰り返しだったはずで、実際にそんな記述の書籍も読み、納得をしていました。

そのうちに噴火や自然火災から火を知り、獲物を焼いて食べることも覚えていったのですね。

肉を焼いて食べるようになると、食事も消化の時間も短縮され、狩で獲物を仕留める以外に時間を割けるようになったのです。

狩には自然の中から木の実を採集するということも含まれていますが、自分達で麦や米といった穀物を栽培することも覚えました。

穀物を栽培することを覚えて定住をするようになると農機具を作り、収穫した穀物を保管する場所も作り、いつからか衣類も作り、と様々な物を作っては増やしてきました。

穀物も生で食べるよりも、火と水を使って柔らかくして食べる方がいいことを発見し、調理器具の元祖が出来上がっていくのです。

そんな風に増えた道具は、最初は使ったら置きっ放しだったと思うんです

人間が自分の生活を豊かにするための開発能力ってすごかったのだなって尊敬です。

色々な物が作られては増えて住居に散らばり、自分の寝るスペースがなくなったとしましょう。

寝床を確保するために散らばったものを1か所にまとめて端に寄せた…というようなことが「整理」の始まりだったかもしれませんね。

物がなければ整理する必要はありません。

こんな風に整理が始まったのかな…

と、考えています。

なぜ整理することが必要のか?

整理するという行動がこんな風に生まれたとしても、なぜ常識として「きちんと整理する」ことが良いことで、「散らかっている」ことが悪いことになったのでしょう?

散らかす、いうことも、例えば肉や魚を放置して腐ってしまった物を散らかしたままにするなど、散らかることも度を越すと、ばい菌が増えて病気になる、というようなことが起きたのではないでしょうか。

それを防ぐため、そういった体に害を及ぼす散らかったものをゴミと名付け、ゴミはゴミとして、貝塚のように一ヶ所にまとめる方が良いことになったのでしょう。

また、そのような事情と並行し、賢人も生み出されます。

賢人たちは所有するものが増えたことで、持っているだけで不思議と自分が強くなったと錯覚することやそれを失う恐怖、人を羨む感情や比較する気持ちが生まれることに気づきます。

そして、

物を手放したり、隅にまとめたりすることで、なぜか心が穏やかになるぞ?

とも思ったかもしれません。

取り出しやすいように整然とすることは、蜂の巣や植物など自然の形状から学んでいったのでしょう。

そんなことが哲学や仏教などの宗教が発展する一端となり、身を清めるなど、

  • 害になるものを落とすことが良いこと
  • 汚れることは悪いこと
  • 必要以上のものは持たず清貧でいるべき

というように発達してきたのかなぁ…と想像を逞しくしています。

整理する、という行動ひとつの発端を考えてもこんなに広がるのですね!

憧れる整理された部屋

私が「整理された部屋」を想像すると、フローリングにラグを引いて、ソファがあってマガジンラックに数冊本があって…というように、雑誌やドラマで見たような暖かみのある部屋が浮かびます。

整理されていないようで整理されている感じに憧れます。

ですが、これは常識や普段の暮らしから刷り込まれた願望、という見方もできるのですよね。

本当に満足するかどうかはその状態になってみないと分からないです。

情報が沢山あって、あれも良いしこれも良い、あれは良くないしこれも良くないと振り回されていくと、本当は何が好きで何が嫌いとか、自分がそもそも持っていた好みや必要なものが分からなくなってきてしまいます。

そうなると、なんでも欲しくなり、なんでも捨てられず、たくさんの収納が必要になります。

感じ方の違い

私は暖かみのあるインテリアが好きだけれど、黒基調のクールなインテリアが好きな友達もいるし、ソファーにだけこだわっているという友達もいます。

整理をする基準も同じように、私がすごく整理された部屋と感じていても他の人がどう感じるか分からないです。

もしかしたら私がピカピカに片付けたと自慢しても全然散らかってる!って思う方もいるかもしれません。

でもそれはそれぞれの考え方の違いなだけですから、私が傷つく必要は全くありません。

自分を誰かの目線に合わせることも、誰かを自分の目線に合わせることも不要です。

整理術にも正解はなくて、

  • 整理に囚われすぎないこと
  • 散らかってもきれいでも、同じ気持ちでいられること
  • 自分が本当に必要なものだけにすること
  • 使いやすいこと

それが私の心地よさなのだと思っています。

部屋を整えて自分を見つめ直す

改めて、

なんで掃除や整理をしなくちゃいけないんだ?

それは、

自分をいつも良い状態に保つため

と考えていいのではないでしょうか。

そんなことを目指したいから断捨離が流行るのか…と納得です。

ですから、私がものぐさクリーン.comからお伝えしたいのは、部屋を自分の良いように整理していくことで、自分と向き合えて全てが自然に整っていくことなのです。

ですが、部屋を自分の良いように整えていくためには自分自身の体も整えた方が早道。

マイ整理術は自分の心の整理にも役に立ちます。

通常のお掃除や整理整頓情報に加えてお伝えしていけるといいな、と思います。

断捨離だとハードルが高いものぐささんは、小さく整理することから始めてみませんか?

最後までお読みくださってありがとうございました。

 

 

 

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