お皿も体もクリーンに!食べ残しの罪悪感を克服するための改善ポイント

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Kaikoです。

今朝は起きぬけに、昨夜食べ残してお皿に残ったままになっていたスナック菓子を、もったいないと思って食べました。

そして、食べなくてもよかったのに…と後悔しました。

食事の時にお腹いっぱいになってきたなと思っても、お皿に残っているものは食べないといられなくて、残さず食べた後に後悔します。

こんなこと、よくありませんか?

私にとってはよくあることなので、

食べ残さないということは、お皿の上はクリーンになるけれど、果たして自分自身はクリーンなのか?

ということを考え、改善することにしました。

まずはどうして食べ残すことができないのか?を見つめ直して、自分に合った改善方法を探してみようと思います。

お皿も体もクリーンに!食べ残しの罪悪感を克服するための改善ポイント

なぜ食べ残すことが出来ないのか?

子どもの頃の記憶ですが、私は保育園に通っていました。

保育園では給食があり、給食のあとは園庭でみんなで遊ぶのが日常的でした。
ある日、たまたま給食の付け合わせに玉ねぎの炒め物があり、その頃の私にとって玉ねぎが苦手な食べ物だったため、食べられませんでした。

おそらく保育園では給食は残さず食べさせるという教育方針だったのではないかと思いますが、食べ残しは許されず、皆が食後に外で遊んでいるのを感じながら、ひとり教室でお皿の上にのった玉ねぎの炒め物とにらめっこをしました。

遊び時間は終わり、根負けした先生は私を玉ねぎの炒め物の前から解放しました。

保育園の教育方針の良し悪しを問うつもりはなく、今では玉ねぎも食べられます(むしろ好きです)。

ですから、これがきっかけで食べ残しが出来なくなった…という話ではありません。

幼い頃は、自分に合わせて食べ残しをしていたという事に注目です。

赤ちゃんは、お腹がいっぱいになるとミルクを飲むのをやめます。
また、粉ミルクの場合はメーカーによって味が違うせいか、好みが分かれることもあります。

私も玉ねぎの炒め物とにらめっこした時には、食べたくないものは食べないという気持ちで、好き嫌いや残すことが悪いという観念はありませんでした。

そもそも、人間には食べたいものを必要なだけ食べる、という本能的なものがあるはずです。

私は、いつその本能的な部分を失ったのか???

その原因をいくつか考えました。

好き嫌いをしてはいけない、出された食べ物を残してはいけない

それこそ家庭でも保育園でも、好き嫌いをしてはいけない、ご飯は残さず食べなさい、という暗黙のしつけはあったように思えます。

小学校では、給食の時間は、大きな時計の長い針が「6」を指すまでに残さず食べ終わること、食べ残しで持ち帰り可能なパンなどはビニール袋に入れて持ち帰ることなど、食事の習慣や食べ物を粗末にしないという教育がありました。

シイタケが嫌いでしたが、友達のお母さんに「シイタケを食べると美人になる」と教えてもらってからは積極的に食べ、好き嫌いも克服しました。

大人になって家庭を持ち、子供を育てることを通して、栄養バランスを考えて食事を作るようになりました。

そして子供達には食事を通して

好き嫌いをしてはいけない、出された食べ物を残してはいけない

という食習慣をやっぱり教えてきました。

好き嫌いはしない方がいいし、食べ残しもしない方がいいです。

誰も「無理して食べなさい」と言った人はいませんでしたが、育っていく中で、世界の飢餓についての知識や、作物を作る人、料理を作る人などの食の循環や、料理を作る側だったり、食べる側だったりという経験を通して、いつしか食べ物を残せなくなってしまっているようです。

食べる側からの感謝

「お百姓さんが一生懸命に作ってくれたお米だから、感謝して一粒残さず食べようね」

と子どもの頃に教えられました。
もちろん、その通りです。

大人になって、自分が料理する側になり、食事の支度は手間がかかることを実感した分、外食、とくにお呼ばれなどの会食をすると、「申し訳なくて残せない」という気持ちも湧いてきました。

こういうことは家族間や夫婦間でも良くありますよね。

食べる側からすると、残すことは申し訳ないという罪悪感が大きくて、お腹がいっぱいだとしても頑張って無理してしまうことは多いです。

もったいない

食べ物を捨てるのはもったいない。
家庭の料理にしても、外食にしても、必ずお金はかかっています。

残り物を捨てるということは、かけたお金を無駄にすることですから「損」をしたことにもなります。

そしてものは粗末にしたらいけないから、食べ残して捨てることには罪悪感が出てしまいます。

もうね、捨てるなんてとんでもないですよ!!

そう思うと無理して食べてしまう私です(笑)

自分に合った改善方法

  1. 好き嫌いはしてはいけない
  2. 出された食べ物は全部食べるべき
  3. 残したら作ってくれた側へ申し訳ない
  4. もったいない

大きく分けて、このような本能的な部分を失って無理をするようになった理由が出てきました。

まず、改善することは「無理して食べる」部分を「無理しない」ようにすることです。

無理して食べるというのは、食べ残さないという点で罪悪感はありませんが、善いことをしているようで、体には快いことでしょうか?

こういうさりげないことが、ダイエット成功や健康的な生活を阻害しているかもしれませんよ?

まずは無理しているかどうかを自覚することからスタートです。

例えば、私が今朝食べてしまったスナック菓子は、お皿に残して放置していたから食べてしまったのです。

一見、無理してはいないようですが、お皿に残して放置していなければ食べなくてもよかったものです。
ラップして、午後のおやつとして食べたら、結果的に食べることになるのですが違う気がしませんか?

無理しているということには、予定外に食べることも含めた方が良さそうですね。

私は自炊が多いので、食材の購入で、

  • 栄養があるといっても苦手なものは購入しない
  • 食材の買いすぎに注意して、ちょうど良い分量を作る。
  • 食べ残さないようにお皿には大盛りにしない。
  • スナック菓子などが残ったら、残せるものはジップロックなどて保存し、「もったいない」という理由だけで食べない。
  • 計画的な作り置き以外の残り物は、翌日食べなければ廃棄する(これは自分へのプレッシャーで、食べる予定の中に組み込ませるクセ付けが目的です)

外食では

  • 多そうだなと思ったら、注文の際に確認し、少なめに盛り付けてもらえるようにお願いする。
  • 一緒に食べる人がOKだったら、自分の分からシェアして食べてもらう。
  • それでも残るなら、気持ちではたくさん感謝して残す

Baby stepですが、あたりまえのことをきちんとこなしてみようと思います。

これが出来てきたら、まず食べ残すことがなくなります。

ものぐさクリーンな私ですが、このくらいの改善だったら捨てる前に出来そうです。

日本の食品ロスは年間約630万トンと言われています。
私のすることは、大海の1滴にもなりませんが、それでも少しは貢献できるんだと思います。

最後まで読んでくださってありがとうございました!

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*