Kaiko です。
年末に向けて、少しでも過ごしやすい気持ち良い自分の空間を目指しています。
私はどちらかというと部屋を散らかしやすい傾向があります。
部屋を散らかす原因に
- 物を増やしてしまうこと
- 物を捨てられないこと
という2点が上がることは明白です。
年末の大掃除スケジュールの中に、「物を減らす!」という目標を入れました。
今回は、物を減らすために今の状況をきちんと確認し、対策を立てようと思います。
物が多い人の心理と物を捨てられない心理
物が多い人の心理
満たされない
物を増やしてしまう心理的な理由を調べてみたら、「満たす」ということが関連しているようです。
自分が満たされているという安心感が足りないとき、多くの人は他の何かで安心を得ようとします。
それは食べ物であったり、飲みに行くことであったり、趣味に没頭することであったり、物を購入することであったりします。
私の場合、自分の部屋を好きな雑貨で埋めることで安心感を得て、寛ぎの時間を過ごしています。
おそらく購入するという行為も「欲しいものを手に入れた」という感覚が、自分を満たしていると錯覚させるような刺激になっているように思えます。
本当の気持ち
こんな時は、購入した当初はとても気分が良いのですが、時間が経つとまた新しいものが購入したくなるので、
これは本当に欲しいものではなく、満たされた感覚が欲しかった
のだと気がつきます。
雑貨も増やし過ぎれば部屋は雑然として、安心感どころの話では無くなって、寛ぐはずの部屋が台無しです。
私も気持ちが少し落ちそうな時に、自分へプレゼントとして雑貨を選んだりしますが、毎回雑貨を購入して増やさなくても、奮発できるときにはエステだったり、金欠の時には散歩にいって海やきれいな景色を眺めたりするだけでも良かったんだよな、と今になって気がついたりしました。
さて、増やしてしまったものはどうしましょうね?
捨てられない人の心理
「ゴミでもないのに捨てるなんて!」
私はまずこんな気持ちになります。
だって「物は大切にする」「物は粗末にしない」と教えられて育ってきたんですよ?
捨てることにとても抵抗感がありました。
ですが、
捨てないでそのまま放置していれば大切にしているということですか?
置いてあるだけで埃をかぶっていても粗末にしていないと言えますか?
そのまま置いてあっても、捨てても、罪悪感はあるように思います。
このとき、私は捨てられないものに自分を投影しているのだと気がつきました。
「これを捨てたら寂くなってしまう」とか「これには思い出があって…」とか、物に対して自分の思いを重ねてしまっていたようです。
実際は物は捨てても寂しくなりませんし、物を捨てたとしても思い出がなくなることはありません。
自分の気持ちが寂しくなったりしているだけで、「スッキリした!」という気持ちを自分から選択することも可能です。
「もったいない」と思うのであれば、捨てれずに埋めてしまっているスペースだってもったいないんじゃ…?
捨てることも考え方ひとつです。
捨てるという言葉に抵抗があるのであれば、「処分」しましょう。
誰かに回すのも良いし、資源を無駄にしないように処分すれば良いのではないでしょうか?
思い切って処分しました!
両親の形見のミシン
私の両親は、私が小さい頃は紳士服の仕立て屋さんをしていました。
毎日足踏みミシンの音を聞いて育ち、両親が商売道具としてずっと大事にしていた物だから、私も当たり前のように引き取り保管していました。
色々考えた末に、捨てる勇気を出して処分することにしました。
足踏みミシンですが、アンティークというほどの一般的な価値はないので業者に頼んで引き取ってもらいました(数千円の処分料がかかりましたが)。
持ち出される時は少し気持ちが痛みましたが、毎朝空いたスペースを見て
「スッキリしたー!」
と思います。
無くなればその状態に即刻慣れてしまう、ゲンキンな私でした(笑)
まとめ
物を増やしても、結局自分を満たすことは出来ないし、必要のないものはどんどん処分してすっきりした方がいい。
当たり前のようなことですが、体感してみて、いかに物に振り回されていたかが分かりました。
物は増やしすぎず、自分にとって本当に必要なものは手に入れて大切にしたいですね!
最後まで読んでくださってありがとうございました!